ガジュマル

ガジュマルは、その特徴的な外見から、

精霊が宿るとも神の木とも呼ばれている素敵な植物です。

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上の画像は屋久島のガジュマルです。

もちろん長い年月をかけてこの神秘的な姿になったわけですが、

それと同じ種類が家にあるとなんだか神聖な気持ちになりますよね。

 

ガジュマルは日光が大好きなので、積極的に日当たりの良い場所に置きましょう。

全体のツヤや枝の形など、日光にかなり影響される植物です。

耐寒温度は5度ほどと言われています。

冬の夜間は屋内に入れたほうが良いですが、それ以外は屋外でも育てることができます。

 

ガジュマルはもともと湿潤な東南アジアなどの地域が原産地です。

そのため、水はたっぷりあげましょう。

特に夏は、葉や枝にも霧吹きで水分をあげるようにしてください。

 

ただし、注意していただきたいのは肥料です。

元々ガジュマルは生命力が強く、適した土と水分、日光があれば

肥料なしでも生きていくことができます。

逆に肥料が多すぎると、根腐りしてしまうことがあります。

基本的には肥料は用いず、元気のないときにのみ考慮するのが良いでしょう。

 

楽しみでもあるのが生育です。

株から育て始めることが多いですが、特に夏は、成長が早いのが特徴です。

その分、数年に一度は植え替えが必要となります。

数センチずつ、大きい鉢に植え替えしましょう。

挿し木もできる植物なので、増えすぎた際には挿し木して、周りの方におすそ分けするのも良いかもしれません。