栽培方法の調べ方

皆さんは植物の情報をどのように調べていますか?

図書館の本でも構いませんが、植物の最適な養育方法は日々の研究で変化しています。

そのため、なるべく新しいものを探しましょう。

 

一部の出版社はインターネット上でも資料を公開しているのでお勧めですよ。

例えばこちら…観葉植物ではありませんが、教員向けなので大変分かりやすく正確な情報が掲載されています。

www.kyoiku-shuppan.co.jp

 

余談ですが、私は下のプリンターを使っています。

速くておすすめです♪

 

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  • 発売日: 2014/10/08
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モンステラ

モンステラ、ご存じでしょうか?

誰もが見たことがありますが、意外と名前が知られていないのがこの植物だと思います。

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これさえあれば「南の島」「リゾート」のイメージに一気になりますね。

「アロハシャツ」のイメージが強い方も多いかもしれません。

リゾート感を演出したいホテルやスパなので多く好まれています。

そんなモンステラですが、実はご家庭でも意外と簡単に育てることができます。

癒しのインテリアに、ぜひいかがでしょうか?

 

モンステラは大きな葉と切り込みのある葉の形状が独特ですが、

実はこの切り込みは、生育するにつれて徐々に穴が大きくなります。

生長が見るのがとても楽しい植物ですね。

 

冬以外は屋外で管理することもできますが、葉焼けしやすい植物です。

そのため半日陰に置いておくとよいでしょう。

屋内でも十分生育します。

リゾートのイメージ通り(?)高温には強いですが、寒さには弱い植物です。

屋内で越冬させましょう。

乾燥には弱いため、毎日葉水させるのが良いでしょう。

 

葉が大きいのが特徴的なモンステラですが、

逆に欠点として、葉が多いためホコリがたまりやすいことが挙げられます。

こまめに掃除してホコリを落とすようにしましょう。

 

 

以上モンステラの性質を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

モンステラは鉢植えの状態でも販売されていますが、種から育てるのも楽しいですよ!

特に成長が早く、葉の形も徐々に変わっていくので、特に変化を楽しみたい方にはお勧めの観葉植物です。

ぜひ楽しんでください♪

ハエトリソウ

ちょっと変わった観葉植物を紹介しようと思います。

ハエトリソウです。

一部で人気の食虫植物ですが、その代表格ともいえる植物です。

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ハエトリソウは、虫が葉に触れると開いている葉を閉じることで捕獲します。

誰もが一度は植物園で見たことがあるのではないでしょうか?

 

ハエトリソウは湿潤な環境を大変好みます。

そのため、水切れをしないように注意しましょう。

用土でも構いませんが、水苔単体でも良いでしょう。

寒さには大変強いため、越冬は可能です。

対して暑さには弱いため、夏は半日陰で飼育しましょう。

 

また、ハエトリソウに肥料は不要です。

肥料を与えるとかえって栄養過多で枯れてしまう可能性があるので注意しましょう。

 

ハエトリソウという名前のとおり、生育のためハエなどの虫は必要なのか疑問に感じる方もいるかもしれません。

しかし、実は虫を与えなくても十分に育つことができます。

根から十分に栄養を吸収することができるためです。

かえって無理に虫を与えてしまうと、消化不良になり葉ごと枯れてしまう可能性があるため注意しましょう。

 

 

以上ハエトリソウの性質についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

ふとしたとき、ハエなどの虫を捕獲していると嬉しい気持ちになるかもしれませんね!

(かえって気持ち悪いという人もいるかもしれませんが……)

葉の開閉を見るのは楽しいですが、触りすぎるとエネルギーを消耗して

うまく育たなくなってしまう可能性があるのでご注意ください。

上記のことを守れば、初心者でも大変育てやすい食虫植物です!

是非チャレンジしてみてください♪

ミリオンバンブー

ミリオンバンブーは、竹のような形をした観葉植物です。

おしゃれな雑貨屋さんで目にしたことのある人も多いのではないでしょうか?

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しかし、実際はドラセナに属するものであり、竹ではありません。

しかし竹に似た形状や育てやすさから、日本では大変好まれています。

eg育てましょう。

屋内であっても、直射日光が毎日当たる場所は避けた方が良いでしょう。

葉焼けもしやすい植物です。

 

原産地は熱帯アフリカのため寒さには弱く、おおむね10度以上を保つのが理想です。

ただ、屋内で養育することを考えると、冬も暖房のない環境でも十分育てることができます。

そういった面でも大変気軽に育てられる植物です。

 

そして何よりのメリットは、土はもちろんのこと、

水やハイドロカルチャーの栽培ができる点です!!!!

水での栽培は手入れが大変楽で、そのさわやかさは夏のインテリアにピッタリです。

ピンクや青など、可愛い色のビーズを入れて楽しむこともあり、若い女性にも人気です。

土よりも屋内が汚れにくく日光に当てる必要もないため、

手軽に楽しむことができる植物なので、贈り物としてもピッタリです。

 

ただ、注意点としてはハダニなどがつく可能性があることです。

対策としては、こまめな水替えと、葉水を行いましょう。

 

花は10年に1度ほど咲くと言われていますが、

実際観葉植物として扱われる大きさで観察するのは難しいようです。

あまり期待せずに育てましょう。

ガジュマル

ガジュマルは、その特徴的な外見から、

精霊が宿るとも神の木とも呼ばれている素敵な植物です。

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上の画像は屋久島のガジュマルです。

もちろん長い年月をかけてこの神秘的な姿になったわけですが、

それと同じ種類が家にあるとなんだか神聖な気持ちになりますよね。

 

ガジュマルは日光が大好きなので、積極的に日当たりの良い場所に置きましょう。

全体のツヤや枝の形など、日光にかなり影響される植物です。

耐寒温度は5度ほどと言われています。

冬の夜間は屋内に入れたほうが良いですが、それ以外は屋外でも育てることができます。

 

ガジュマルはもともと湿潤な東南アジアなどの地域が原産地です。

そのため、水はたっぷりあげましょう。

特に夏は、葉や枝にも霧吹きで水分をあげるようにしてください。

 

ただし、注意していただきたいのは肥料です。

元々ガジュマルは生命力が強く、適した土と水分、日光があれば

肥料なしでも生きていくことができます。

逆に肥料が多すぎると、根腐りしてしまうことがあります。

基本的には肥料は用いず、元気のないときにのみ考慮するのが良いでしょう。

 

楽しみでもあるのが生育です。

株から育て始めることが多いですが、特に夏は、成長が早いのが特徴です。

その分、数年に一度は植え替えが必要となります。

数センチずつ、大きい鉢に植え替えしましょう。

挿し木もできる植物なので、増えすぎた際には挿し木して、周りの方におすそ分けするのも良いかもしれません。

枯れかけの観葉植物を生き返らせる方法

大切に育てていても、植物はどうしても枯れかけてしまうことがあります。

 

諦める前に、生き返らせる手段をとりましょう!

今回は、そのための方法をご案内します。

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①枯れた部分はすべてカット

枯れて茶色くなった部分も、水分や栄養分を利用している場合があります。

カットすることで、これらの水分や栄養分を、本当に必要としている成長部分に行き渡らせることができます。

効率的な成長を促すために、枯れている部分は思い切って積極的にカットしていきましょう。

 

②害虫対策

枯れた原因は、害虫が原因となっている可能性もあります。

葉や茎に虫がいないか観察することももちろんですが、根切り虫が原因となっていることも。

こまめに観察するようにしましょう。

また、害虫対策は植物の種類によって大きく異なります。

有効な対策方法を調べてから、その種類に合った方法をとりましょう。

 

③植え替え

植物が成長し、鉢によって根が圧迫されている可能性があります。

時期をみて、植え替えをしましょう。

余裕をもって大きめの鉢にすればよいわけではなく、3~5cm大きい鉢に徐々に植え替えしていくのが理想です。

また、これを機に土や肥料を新しくしましょう。

 

④肥料を与える

栄養分が不足して枯れかけている可能性があります。

植物の種類によって液体型、個体型など適するものは様々です。

しっかり調べてから与えましょう。

また、時期によっては逆効果となってしまうこともあるので注意しましょう。

 

⑤日当たりや場所を見直す

日当たりはよい場所に置いているでしょうか?

感想はしていないでしょうか?

その植物の原産地を考慮して、適切な温度で管理できているでしょうか?
一度見直してみましょう。

 

⑥それでもダメな場合は……

上記①~⑤の手段を使っても駄目な場合は……

思い切って専門家にアドバイスをもらいましょう!

小さければご自身で園芸屋に持参しても良いですし、

大きい場合は出張サービスもあるので利用しましょう。

ポトス

ポトスは飲食店やガーデニング等でも多用される、

ツル状の観葉植物です。

棒を用いて上に生長させることもできますが、

一般的には下に垂れるような形でのデザインが好まれています。

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熱帯地域原産で日本では野生の生殖はありませんが、

沖縄の一部では帰化しているそうです。

 

熱帯地域原産ということからも分かるように、

暑さに強く寒さに弱い植物です。

冬越しには注意しましょう。

冬の水やりは週に数回程度にとどめ、

毎日多くの水をあげないように注意してください。

また、葉焼けをしやすい植物でもあります。

従って、日当たりの良い半日陰の場所で育てるのが最適でしょう。

 

個人的な感想では、販売時点ですでに葉焼けしている商品も多くみられます。

葉につやとハリがあり、緑が映えている元気なポトスを選びましょう。

生長する植物なので、大きさにはこだわりすぎないほうが良いでしょう。

 

そしてとてもレアなのが、ポトスの花です!!!!

皆さんがイメージするポトスも、葉だけの姿ではないでしょうか?

実は10年に1度、ポトスは花を咲かせると言われています。

長く付き合った者のみが見られるといわれるポトスです。

是非長く観察して、花を咲かせた姿を見たいですね。